2013年08月12日

子どもの水難事故について考えよう

こんにちは。子育て親育て実行委員会です。

暑い日が続き、大人も子供もグダグダ~な日々をお過ごしかと思います。

できれば涼しい所へ行って、気持ちよくなりたいものですね~。


そんな時あなたならどうしますか??

プールに行ったり、川に行ったり、海へ行ったり、とにかく水のあるところへ行きたくなりますよね。





そこで心配なのが、水難事故。
ここ最近は川や海に遊びにいった親子が流されるといった事故も増えてきています。

今日は、水難事故に遭わないためにも、水難事故について詳しく書きたいと思います。





【 晴れの日も注意!子どもの死亡事故が最も多い「河川」】

警察庁が毎年発表している「水難の概況」によれば、最も多く水死事故が発生している場所は「海」。
しかし、中学生以下の子どもに限っては「河川」が最も多くなっています
年によって被害者数の増減はあるものの、この傾向はずっと変わっていません。


河川はときとして大変危険な場所に様変わりすることを忘れてはなりません
天候が不安定なこの時期、河川敷は、子どもの遊び場としてはあまり適していません。できれば、別の場所で遊ばせたいものです。

お子さんの行動範囲に河川がある場合、以下のことに注意させましょう。

【安全キッズの“川でのお約束”】
○ ひとりで、また子どもだけで川に行かない
○ 雨が降っている日や、前日に雨が降った日などは川に近づかない
○ 子どもだけで水際に近づいたり、水に入って遊んだりしない
○ 水が増えている、濁っている、流れてくるものが多いなど、いつもと様子が違うときはすぐに離れる


【 身近な水辺でも起きる子どもの水難事故】

子どもが事故に巻き込まれる水辺は、河川だけに限りません。用水路やため池などに誤って転落し溺れる事故も、たくさん起きています。

落とした靴やボールなどを拾おうとして、死亡事故につながる例も多いので、「水のある場所では、絶対に子どもだけでなんとかしようとしないこと」をあらためて言い聞かせてください。子どもはわずかな水深でも溺れます。


万が一、溺れている人を見かけたりしたときも、泳いで救助に向かうことは大人でも大変危険です。
子どもができることは、まず付近の人に知らせること。大人が助けを求められたときも、水に入るのではなく、ロープや浮き輪、長い棒などを差し出して救助したほうが確実です。


【 大人の油断から子どもが水難事故にあうことも】

これから夏休みにかけて、河川敷でのバーベキューや渓流での水遊びなど、水辺のレジャーを楽しむご家族が増えるかと思います。また、海水浴を計画することもあるかもしれません。

大人が同行しているときは、子どもたちも存分に水に親しめると思います。
しかしながら、大人がついている安心感が、かえってスキをつくってしまうことがあるので注意してください。「すぐそこで遊んでいるから」「声が聞こえるから」と目を離しているわずかな間に、事故が起きることもあります。

お友だち家族や親戚などが一緒だと大人の人数も多くなりますが、逆に「誰かが見ているだろう」と油断してしまうこともあるようです。交代制で子どもの面倒を見るなどして、決して目を離さないことが基本です。

また、遊びに行く場所の情報入手や状況判断も大人の役目。事前に気象情報を把握することはもちろん、現地の立て看板を確認するなどして、川の特徴や注意事項を子どもにもよく話して聞かせてくださいね。

現地でも、川の様子や天候には常に注意を払い、状況によってはすぐ引き上げるなど、早めに対処することを心がけましょう。


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子どもの水難事故は水遊び中に多く起きています。水に入っていなくても、足を滑らせて転落して事故にあうケースも多いようです。水の近くでふざけたり、身を乗り出したりするのは大変危険です。

水辺で自然に親しむことは、子どもにとって素晴らしい経験になります。しかし、悲しい事故が毎年起きていることも忘れてはなりません。
水辺の危険を正しく理解し、楽しいお盆休みをお過ごしください☆



  


Posted by 子育て親育て実行委員会  at 13:21Comments(0)いろんな小話